台湾の選挙についてのウェビナーを開催します。
1月13日に投開票が行われた台湾総統・立法委員ダブル選挙において、総統選では与党・民進党の頼清徳・副総統が当選する一方、立法委員選では国民党が第一党となり民進党は少数与党に転落しました。
本ウェビナーでは、このような台湾選挙結果が何を意味するのか、中国と台湾の関係や地域の国際情勢にいかなる影響を与えるのかを分析します。
下記要領にてお申し込みのうえ、奮ってご参加ください。
1.日時
2024年1月26日(金) 10:00~11:30
2.登壇者(敬称略)
[パネリスト]
門間 理良 (拓殖大学 教授)
川上 桃子 (アジア経済研究所 上席主任調査研究員)
家永 真幸 (東京女子大学 教授)
[モデレーター]
川島 真 (中曽根平和研究所 研究本部長)
3.開催方式
Zoomウェビナー(参加無料)
4.参加申込方法
下記リンクから1月25日(木) 18:00までに直接お申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_1UMollTZRrmM-ESjhbPXaA
■登壇者紹介
門間 理良(もんま りら) 拓殖大学 海外事情研究所 教授
立教大学文学部卒、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻単位取得退学。博士(安全保障)。財団法人交流協会台北事務所専門調査員、外務省在中国日本国大使館専門調査員、文部科学省初等中等教育局教科書調査官、防衛省防衛研究所主任研究官、中国研究室長、地域研究部長を経て現職。単著『緊迫化する台湾海峡情勢』(東信堂、2023年)、共編著『台湾をめぐる安全保障』(慶應義塾大学出版会、2016年)など著書、論文多数。
川上 桃子(かわかみ ももこ) アジア経済研究所 上席主任調査研究員
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。1991年にアジア経済研究所に入所。2022年より現職。専門は、台湾を中心とする東アジアの産業、企業。主な著作に単著『圧縮された産業発展 台湾ノートパソコン企業の成長メカニズム』(名古屋大学出版会 2012年、第29回大平正芳記念賞)、川上桃子・松本はる香編『中台関係のダイナミズムと台湾』(アジア経済研究所、2019年)、川上桃子・呉介民編、津村あおい訳『中国ファクターの政治社会学:台湾への影響力の浸透』(白水社、2021年)などがある。
家永 真幸(いえなが まさき) 東京女子大学 現代教養学部国際社会学科 教授
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。博士(学術)。専門は中国政治外交史、現代台湾政治。主な著書に『台湾のアイデンティティ:「中国」との相克の戦後史』(文春新書、2023年)、『中国パンダ外交史』(講談社選書メチエ、2022年)などがある。
川島 真(かわしま しん) 東京大学大学院 総合文化研究科 教授
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。北海道大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科准教授を経て現職。専門はアジア政治外交史。著書に『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年。サントリー学芸賞受賞)、『中国のフロンティア―揺れ動く境界から考える』(岩波新書、2017年)、『20世紀の東アジア史』『日中戦争研究の現在-歴史と歴史認識問題』『サンフランシスコ講和と東アジア』(いずれも東京大学出版会、共編著)などがある。