目次
著作
共編著
- 川島真ほか『世界史探求』(東京書籍、2023 年、406 頁)
- 川島真·鈴木絢女·小泉悠編著、池内恵監修『ユーラシアの自画像―「米 中対立/新冷戦」論の死角』(PHP、2023 年、440 頁)
- 高原明生·園田茂人·丸川知雄· 川島真編『日中関係 2001-2022』(東京大学出版会、2023 年、432 頁)
- 胡令遠·臧志軍·川島真主編『中日関係 2014-2018』(中国:上海人民 出版社、2023 年、500 頁)
- 川島真·井上正也編 著『大平正芳の中国·東アジア外交―経済から環太平洋連帯構想まで』(PHP エディターズ· グループ、2024 年、516 頁)
- 和田春樹· 後藤乾一·木畑洋一·山室信一·趙景達·中野聰·川島真著、郭清華翻訳『東亞近現代通 史:從 19 世紀至今的地域(上·下)』(台湾:聯経、2024 年、568 頁)
公刊論文
- 川島真「冷戦下の僑郷―金門島の歴史の断絶と変容―」(遠藤誠治編『国家安全保障の脱 構築:安全保障を根本から考え直す』法律文化社、2023 年、36-61 頁)
- Shin Kawashima, Transformational Period in Japan-China Modern Relations (1910s to 1930s), Masayuki Yamauchi & Yuichi Hosoya eds., . Modern Japan’s Place in World History: from Meiji to Reiwa, springer, 2023, pp.49-65(https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-981-19-9593-4_5)
- 川島真「外へと滲 み出る内部の論理――中国の「カラー革命」認識と国家の安全」(川島真·鈴木絢女·小泉 悠編著、池内恵監修『ユーラシアの自画像―「米中対立/新冷戦」論の死角』PHP、2023 年、225-246 頁)
- 川島真「ユーラシアへの想像力――米中対立/新冷戦の間の世界」(川 島真·鈴木絢女·小泉悠編著、池内恵監修『ユーラシアの自画像―「米中対立/新冷戦」 論の死角』PHP、2023 年、23-42 頁)
- 川島真「中国から見た「グローバルサウス(全球 南方)」『安全保障研究』5 巻 4 号、2023 年 12 月、27-40 頁
- Shin Kawashima, “The Evolution of Japanese Perception of China since 1945”, Asia Pacific Review, 30-2, 2023, p148-166.
- 川島真 「中国と世界」(木畑洋一ほか編著『岩波講座 世界歴史 第 24 巻 二一世紀の世界秩序』 岩波書店、2023 年)
- Shin Kawashima, “Perception of a “Color Revolution” in China under the Xi Jinping Regime and National Security Implications—Close interconnection between domestic politics and diplomacy—”, Asia Pacific Review, 30-3, 2023, p 79–98.
- 川島真「中華民国から見た 大平正芳訪華(一九六四年七月)―日華間の「一九六四年体制」の形成」」(川島真·井上 正也編著『大平正芳の中国·東アジア外交―経済から環太平洋連帯構想まで』(PHP エディ ターズ·グループ、2024 年)
- 川島真「岩井公館関係者の文化大革命 : 対日工作関与と いう経歴の意味」(中西輝政編著『外交と歴史から見る中国』ウェッジ、2023 年)
書評
- 書評「ビル·ヘイトン著·小谷まさ代訳『「中国」という捏造 ビル·ヘイトン著 近代国家創出の過程を考察』(草思社、2023 年)」(『日本経済新聞』2023 年 6 月 10 日)
- 書評「桃井裕理、日本経済新聞社データビジュアルセンター『習近平政権の権力構造』 日経 BP、2023 年」(共同通信より配信、『北日本新聞』(10 月 7 日)、『福島民報』(10 月 7 日)、『山陰中央日報』(10 月 7 日)、『下野新聞』(10 月 8 日)、『長崎新聞』(10 月 14 日)、『山梨日日新聞』(10 月 14 日)、『福井新聞』(10 月 15 日)、『岩手日報』(10 月 15 日)、『福島新聞』(10 月 15 日)、『熊本日日新聞』(10 月 15 日)、『埼玉新聞』(10 月 15 日)、『愛媛新聞』(10 月 21 日)、『京都新聞』(10 月 21 日)、『静岡新聞』(10 月 29 日)、『山陰新聞』 (10 月 29 日)、『新潟日報』(10 月 29 日))など。
その他
- 「米中対立の行方 「戦狼外交」との関係管理、難題」(『日本経済新聞』経済教室、2023年11月9日)
- 概説書やウェブメディア、論壇誌の論考、新聞記事、イ ンタビュー記事などが日本語、英語、ドイツ語などで公表された。
報告
国際学会報告
- Shin Kawashima, “Three Nanjing incidents from China’s point of view”, Panel History 16 The three Nanjing incidents: a re-examination of Sino-Japanese relations through contrasting sources, the European Association for Japanese Studies (EAJS)2023, ベルギー、2023 年 8 月 19 日)
- Shin Kawashima, Trend in Japanese Studies of Chinese Diplomatic History over the Past Century, Session A020 Postwar Trends in Japanese Sinology: Voices from the Frontlines of Japanese Scholarship on China, AAS(Association for Asian Studies)2024, シアトル、2024.3.14
- ユネスコの下に置かれた CIPSHのThe 36th General Assembly of the International Council for Philosophy and Human Sciences で、”Introduction and new challenges on “Asian Studies as the Study of Humanities in the New Age of Digitalization”(The Proposal of Science Council of Japan)”と題した報告を行った(2023 年8月 23 日、東京大学)
- 中央研究院歴史語言研究所のシンポジウムなどで基調講演を担当した。
国内学会
- アジア政経学会 70 周年記念研究大会の実行委員長を担当した。
- 東アジア近代史学会研究大会の実行委員長を担当した。
- 中国社会文化学会の自由論題担当理事として司会を担当した。
- アジア政経学会秋季大会ではディスカッサントを担当した。
研究会報告
- 主宰した東洋文庫のアカデミア講座「現代中国の海外流出資料とその活用―『中共重要歴史文献資料匯編』の可能性―」において「匯編」のもつ可能性― 外交史研究と民国外交官たちの軌跡―」と題した報告を行なった(2023 年 4 月 3 日)
- 東アジア国際関係史研究会、東アジア史研究会(日本国際問題研究所)、ユーラシアの内在論理研究会(東大先端研)、中国研究会(経団連 21 世紀研究所)などを主宰した。
その他
- 科学研究費·基盤 B「19-21 世紀中国の国際秩序観の歴史的変遷と外からの視線」の初年度です。
- 東アジア国際関係史研究会を主催した。
- 「中国外交史研究の最前線」、「第二次台湾海峡危機 65 周年のシンポジウム」などと称した国際研究集会を開催した。
- 中国研究所を拠点に「日中平和友好条約 45 周年記念シンポジウム」を実施できた。
パネラー・司会・コメンテーター・通訳
シンポジウム・パネリスト
- 川島真「関東大震災における中国人虐殺事件―国際労働力移動の観点から見る―」(神奈川大学非文字資料研究センター/人文学研究所日中関係史研究会共催公開研究会「関東大震災研究についての報告&討論会―非文字資料と歴史―」神奈川大学みなとみらいキャンパス、2023 年 12 月 9 日)
招待講演
- 「日中関係と台湾問題の行方」(沖縄タイムズ講演会、2023 年 6 月 28 日)
- 言論 NPO 、記者クラブ、日本国際問題研究所東アジア史シンポジウム、 中曽根平和研究所、交詢社外交研究会などで報告、講演をおこなった。
メディア出演
ラジオ
- NHKまいあさ(2ヶ月に1度)
その他
博士学位論文審査
- 主査2回
職歴
非常勤など
- 台湾漢学講座(全4回・台湾国立政治大学台湾史研究所)
- 慶應義塾大学法学部「現代台湾論」
- 京都大学公共政策大学院「中国政治外交」
- 東洋文庫アカデミア「現代中国の海外流出資料とその活用」(連続講座)
兼任研究員、講師など
- 慶應義塾大学兼任講師
- 京都大学公共政策大学院兼任講師
- 東洋文庫客員研究員
- 北海道大学法学部附属高度法政教育研究センター客員研究員
- 復旦大学日本研究所客員研究員
- 浙江大学蔣介石研究所客員研究員等
社会活動
- 日本学術会議連携会員
- 外務省外交文書公開促進委員会委員
- 日本交流協会日本研究支援委員会委員(参与)
- 中曽根世界平和研究所研究本部長
- 内閣府公文書管理委員会委員
- 内閣府魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会委員(新規)
- 内閣府国家安全保障局シニア・フェロー
- JICA研究所客員研究員
- 経団連21世紀政策研究所研究主幹
- 日本経済新聞富士山会合ヤングフォーラム・アカデミックアドバイザー
- 日本国際フォーラム上席研究員
- 日本国際問題研究所歴史・領土センター東アジア史検討会委員(チーフ)
- nippon.com企画編集委員
- 『外交』編集委員
- 毎日新聞アジア太平洋賞選考委員
- 大平正芳記念財団運営・選定委員会委員
- 樫山財団樫山純三賞選考委員
- 台湾日本研究院「海外顧問」
授業担当
- 前期課程:国際関係史(S)
- 後期課程:国際関係史Ⅱ(S)、特殊講義「中国の外交」(A)
- 大学院:国際関係史I(S)、国際関係論演習I(A)
学内委員
- 全学:台湾中国研究資料センター[TRACCS](センター長)
- 大学院:国際関係論コースコース主任、国際交流・留学生委員会委員⻑、客員人事TF、国際協定校世話役(国立政治大学歴史学系、国立政治大学台湾史研究所、北京日本学研究センター、北京大学歴史学系、国立台湾大学)
- 学部前期:初年次ゼミナール文科運営委員会委員
- CPAS:『アメリカ太平洋研究』編集委員長
学会活動など
- 東アジア近代史学会(副会長)
- アジア政経学会(副理事長)
- 日本現代中国学会(理事)
- 日本台湾学会(理事)
- 中国社会文化学会(常任理事)
- 東方学会(学術委員、地区委員)
- 中国研究所(理事、編集委員長)
- 史学会、歴史学研究会、国際政治学会、日本政治学会、日本比較政治学会、台湾近代中国学会等