◆ 授業計画
〈テーマ〉 日中歴史問題(日中教科書比較)
〈形式と内容〉授業は参加者が20人前後までであればゼミ形式でおこないたいが、それ以上の場合は講義形式でおこなう。内容的には、昨今話題になっている日中の歴史問題について、解説する。教材については、日本と中国の歴史教科書を直接比較することも考えている(中国の教科書は中国語なので、授業で適宜翻訳する)。いまのところ、ガイダンス(一回)、歴史認識問題の相違(全五回、主に教科書内容比較)、個別論(教科書問題、戦後補償問題、慰安婦問題、「南京大虐殺」、靖国参拝問題、植民地支配問題、東京裁判など、前七回)を想定している。ゼミ形式になった場合、簡単な論文などを事前に配布して、授業で学生が報告、議論する形式としたい。
◆ 評価方法
ゼミ形式の場合、出席を含む平常点(就職活動がある場合などは適宜考慮する)、講義の場合は試験(ただし問題は事前に公開する。)
◆ 履修上の留意点
特になし。
◆ 教科書・参考書
【参考書】船橋洋一ほか『いま歴史問題にどう取り組むか』(岩波書店、2001年)
天児慧ほか『日中関係をどう構築するか―アジアの共生と協力をめざして』(岩波書店、2004年)
山口二郎・金子勝・高橋哲哉『グローバリゼーションと戦争責任』(岩波書店、2001年)
三谷博『東アジアの公論形成』(東京大学出版会、2004年)
川島真『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年)
◆ 教員氏名(自署)
◆ 連絡先電話番号
011-706-3132
◆ 欧文科目名
Area politics in East Asia (China & Taiwan)
◆ 教科書参考書生協注文有無
参考書、 各3冊ずつ。
◆ その他