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9月24日(土)

ほとんど徹夜で那桐日記を打ち込む。朝5時ごろようやく終わる。外務部時代の中国外交史は、この時期の外交档案が公開されていないため、日記などの史料に頼ることになる。外務部時代の研究だけ少し雰囲気が違うものにもなるかもしれないが、方法論的にはチャンレジングである。だが、それで果たして清末外務部から民国外交部へのつながりを議論できるかどうか。

6時に勺園を出て空港に向かう。空港で期末試験の採点講評を日本に送る。
講談社の新しい総合誌の原稿と、岩波の「近代日本の学知」…月末締め切りの原稿が山積している。終わるかどうか。機内ではついつい映画を数本見てしまう。日本は本当に湿気に満ちている。大きな荷物を成田空港に預け、東京に向かい、原稿執筆を進める。

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