- アジア政治論
- 戦後東アジア外交史研究
対象学年 | 授業科目名 | 講義題目 | 内容 |
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三、四年次、大学院 | 特殊講義 | アジア政治論 | 講義形式。第1回の講義時に詳細なシラバスの提供。具体的には、初回数回で総論をおこなったのち、中国・台湾における政治・軍事・外交・経済・社会・文化・開発・環境・教育などといったテーマについて毎回とりあげていき、制度や歴史過程、個別データや文献などを紹介、そのうえでそこに見える問題や将来イメージなどを示していくことで、授業をうける参加者がより具体的に等身大の中国を感得し、新聞やテレビの中国報道を批判的に捉えられるようにする。随時映画やビデオをとりいれる。 テキストは特に定めないが、毎回レジュメを用意し、文献も随時紹介する。また、毎回質問票を集め、個別にメールで教官が回答する。 |
三, 四年次、大学院 | アジア政治論演習(前後期) | 戦後東アジア外交史研究 | 第一部 基礎文献購読(前期) 最近、戦後東アジア国際政治史では幾つかのしっかりとした著作が公刊された。そのうち代表的な以下の3冊(いずれも在日中国人研究者による)を精読し、議論をしていく。報告者はレジュメを用意し、報告する。 (1)袁克勤『アメリカと日華講和 米・日・台関係の構図』(柏書房、2001年) (2)陳肇斌『戦後日本の中国政策 一九五〇年代東アジア国際政治の文脈』(東大出版会、2000年) (3)李恩民『転換期の中国・日本と台湾 一九七〇年代日中民間経済外交の経緯』(御茶の水書房、2001年) 第二部 日本の外交文書を読む(後期) 上記の知識を前提として、戦後東アジア国際政治史に関連する、日本の外交文書を読む(中華民国の外交文書も用意する)。文書の見方、扱い方について教え、そしてそれを踏まえた自分なりの意見の展開などができるようにしていく。 |