2002年第5回講義資料
2002.5.9.川島 真
shin@juris.hokudai.ac.jp
アジア政治論
0.はじめに
胡錦濤の訪米
瀋陽総領事館の事件
1.「中国」という概念
歴史的概念としての中国
2.「中国」の歴史
王朝の歴史
そこにおける外国の位置付け
3.「中国」における対外関係史
近代中国における幾つかのメインテーマ
4.幾つかの見方
中華思想
冊封体制・朝貢体制
日本の位置付け
ウェスタンインパクト論
【参考文献】
佐々木揚「清代の朝貢システムと近現代中国世界観(1)マーク・マンコールの研究に
ついて」(『佐賀大学教育学部研究論文集』34-2、1987年)
────「清代の朝貢システムと近現代中国世界観(2)マーク・マンコールの研究に
ついて」(『佐賀大学教育学部研究論文集』35-2、1988年)
佐藤慎一『近代中国の知識人と文明』東京大学出版会、1996年
濱下武志『近代中国の国際的契機――朝貢貿易システムと近代アジア』
東京大学出版会、1990年
坂野正高『近代中国外交史研究』岩波書店、1970年
────『現代外交の分析――情報・政策決定・外交交渉』東京大学出版会、1971年
────『近代中国政治外交史――ヴァスコ・ダ・ガマから五四運動まで』
川島真「天朝から中国へ~清末外交文書における「天朝」「中国」の使用例」
(『中国――社会と文化』12、1997年)