入場料1000円(ドリンク付) 4階カフェにて 定員40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順) お問い合わせ 03-5956-6111(池袋本店)
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「国境を越える歴史認識は可能か」 川島 真、池内 恵
2006年8月10日(木)19時より
川島 真(かわしま・しん)北海道大学公共政策大学院・法学研究科助教授(アジア政治外交史)
1968年生まれ。『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会)で2004年サントリー学芸賞。ほかに『戦争・ラジオ・記憶』(共編著,勉誠出版)。『国境を越える歴史認識』では第2章,第13章を執筆。
池内 恵(いけうち・さとし)国際日本文化研究センター助教授(イスラーム政治思想史,中東地域研究)
1973年生まれ。著書に『現代アラブの社会思想――終末論とイスラーム主義』(講談社現代新書)、『アラブ政治の今を読む』(中央公論新社)。最新刊で初の書評・文化論『書物の運命』(文藝春秋)が話題。
歴史認識問題は、日本とアジア諸国との関係に今も大きな影響を及ぼしています。5月に刊行された『国境を越える歴史認識』は、日中両国の研究者が、お互いの相違を受け止めることからスタートした貴重な対話の試みの成果です。著者の一人である川島氏と、イスラーム・中東研究にとどまらず、その鋭い評論にも注目が集まる池内氏という気鋭の若手二人に、国境を越える歴史認識の可能性を語っていただきます。
* このトークは『国境を越える歴史認識―日中対話の試み』(東京大学出版会)の出版記念です。